2009 ヨーロッパ・ポルトガル旅行: 2009年9月アーカイブ

アトランティック・オーシャン!!

ナザレ、本当に行った甲斐がありました。

本当に風光明美で美しいーーっ。

青い海と空、白い砂浜と雲。

あまりにも水が冷たくて泳ぐのは無理でしたが、
波打ち際で足を浸して大西洋を満喫♪

ひとしきり遊んだ後、ナザレの街をぶらぶら歩き。

生活感漂う街並みにぐっときます。

まぶしい海に続く小道。

家々の間からのぞく青空がいいわーー。


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近郊の街、ナザレへ日帰り観光。
ナザレは「奇跡が起きた街」として有名で、
カトリック教徒には大切な巡礼地のひとつだとか。

リスボンからの行き方はバス。

でも、気をつけなければいけないのは、
ナザレ行きのバスは日曜は本数が少ないこと!!
AM9:00時発の次は12:00時発で、ホテルでその事実に
気付いたときには、もうAM9時近く。。
事前調査不足で結局お昼過ぎにのんびり出発しました~~。

リスボンのセッテ・リオス バスターミナル

ハイシーズンなのでバスはほぼ満員。
確実に乗るためには早めに着いてチケットを
買っておくのが無難かも。

バスはきれい&広めで設備は申し分ないバス。

くねくね山道を進む2時間の旅路は疲れた体に辛かったですが、
某国の某バスとは大違い。。

ナザレ到着ー。

ナザレのバスターミナル

ナザレの市場

残念ながら閉まった後でした。

そして、いよいよ大西洋にご対面です。


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バイシャ・シアード地区の有名なカフェ「ブラジレイラ」
A Brasileira Cafe Lisbon

バイシャ・シアード地区で市電を降り、
ZARAとH&M、ショッピングセンターを冷やかし、
サンタ・ジェスタのエレベーターに向かいます。
Lisbon Santa Justa Lift / Elevador de Santa Justa

1日チケット「Lisibon VIVA」で乗れる公共交通機関ですが、
装飾が美しく、その特異なフォルムが目を引きます。

ディスニーシーのタワーオブテラーみたい?!

上からの眺め。正面の丘の上にサン・ジョルジェ城があります。

赤い屋根とテージョ川、空のコントラストがロマンチック。


その後、階段や踊り場がレストランと化している、
坂沿いのレストランでディナー。

サン・ジョルジェ城ビューのナイスポジションを確保。

生ビール(大/2.5ユーロ)

いわしの塩焼き(3匹/7.5ユーロ)

ポルトガル名物です。
観光地価格なので1,000円ちょっとで、いわし3匹。
醤油が欲しくなるという情報を得ていたので、
一応、箸と醤油を持参していたのですが、
塩が効いていたので、そのまま美味しく食べられました。

タコのリゾット(2人分/15ユーロ)

これが超大量!!ご飯3合分以上ありそうな勢いでした。
タコはやわらかくトマトとコリアンダーの風味が美味でした。

ハウスワイン(ハーフ/3.5ユーロ)は写真なしー。

お会計は、チップを入れて33ユーロ。
ビールとワイン飲んで、お腹一杯で5,000円なんて安いっ。
ポルトガルいいわぁ~~。

リスボン中央駅に立ち寄りました。

造形美に惚れ惚れします。


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市内の主な観光地を網羅しているという、
市電28番線に乗り込みます。

Lisbon Tram Line #28

待てど暮らせど電車がこないと思ったら角の向こうで修理中。。
相当、古いですから仕方ないですね。

市電の乗り心地は、まるでジェットコースター。
細くて曲がりくねった市街地をびゅんびゅんと飛ばします。

リスボンの街並みって何とも言えない旅情があります。

空の蒼さが美しい!!
Praca de Luiz de Camoes, Lisboa

旅行前、好きな人嫌いな人の評価が分かれる街と聞いて
いましたが、なるほどーーと思いました。
リスボンの街って良い意味で生活感とくたびれ感があって、
私は、そういう街が大好きです。

西欧も西の端なのにあまりヨーロッパという感じがしなくて、
メキシコ・シティやマレーシアのマラッカみたい。
栄華を誇った時代が、とうの昔で一瞬だったせいでしょうか......。
時間が在りし日で止まった感覚です。
(落書きが多いのは残念な「現在」ですが)

この生活感とくたびれ感は、
いわゆる「美しい」街が好きな人には、
受けないかもしれません。
(犬のフンだらけのどこかの首都より、
よっぽどリスボンの方がきれいだと思いますが。。)

途中下車で「リスボン・ケーブルカー・ビッカ線」に乗車。
Rua da Bica de Duarte Belo / Ascensor da Bica

これも「Viva」の1日券で乗れちゃいます。

短い距離ですが狭い急な坂をぐんぐん上下するようすは、
スリルがあってそれだけで楽しいーーっ。

スレスレだよ~~。

ビッカ線を駅からの見上げた図はこんな感じ。
Lisbon Bica Funicular Station

晴れてよかった!!


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ようやく雨も止み「発見のモニュメント」へ。
Monument to the Discoveries in Belem

横からみた写真しか見たことなかったのですが、
裏面は十字の形になっていいました。

見上げる大きさでモニュメンタルな在感。
「大きいことは良いことだ」的なオブジェ大好きです。

日本が「発見」された年が記された世界地図。

私の好きなコイツもいました。

ジェオニモス修道院は横目で観光。
Jeronimos Monastery / Mosteiro dos Jeronimos

本当に巨大。ここでたくさんの宣教師を育成し、
世界に放っていったんですね。。

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そして、パスティス・デ・ナタの有名カフェ
「パスティス・デ・ベレン」でお茶。
Pasteis de Belem

持ち帰りの売り場は、人にあふれ返っています。

人気だー。

お店は趣があってステキでした。こんなディスプレイや、

ポルトガルらしいアズレージョ(タイルの装飾)

イートインできるカフェスペースは、
奥にずーーっと広がっているので入口付近が混んでても、
臆することなく入ってみてください。

「パスティス・デ・ナタ」と、グランデサイズのカフェオレ、
Bicca(ビッカ)と言われているエスプレッソ。
Pastel de Nata / Pasteis de Belem

パスティス・デ・ナタ(エッグタルト/0.9ユーロ)は、
甘さ控えめでクリーミィなカスタードクリームと、
パリッパリのパイ皮が美味!!
少しパイ皮が脂っこ過ぎる感もありますが、
小麦粉と砂糖と玉子を焼いただけの素朴なお菓子が多い、
ポルトガルでは輝いて見えます。

パスティス・デ・ナタの、あまりのおいしさに、
「ほうれん草のキッシュ」も追加。
Quiche of Pasteis de Belem is also nice.

これが本当に美味でした!!
素材の味を活かした薄味なのですが、
玉子を毎日大量に使うから玉子がとても新鮮なのか、
そのままで、とってもおいしい。
正直エッグタルトよりキッシュの方が美味。
結構な大きさで1.75ユーロという良心価格もうれしいです。


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午前中は部屋で休憩しようと朝食ものんびりいただきます。

ホテルの朝食は、、、可もなく不可もなく。

ヨーロッパって乳製品がびっくりする程おいしかったりしますが、
(特にスウェーデン、デンマークが最高でした!!)
ポルトガルのヨーグルト&チーズはフツー。。

お菓子もたくさんありましたが、
どれも小麦粉と砂糖の素材の味そのままで、
「素朴」に尽きるお味です。

午後からはリスボン市内観光にゴー!!

地下鉄でよく目に付いたポスター、
「ありがとう バスコ・ダ・ガマ」Obrigado Vasco

地下鉄・バス・市電など1日チケット「Lisibon VIVA」を購入し、
港方面の「ベレン地区」に向かいます。

リスボン市内の移動は地下鉄とトラムが中心。

トラムはまさに網目のように張り巡らされていて、
使いこなせば便利度バツグンですが、
日によって時刻表が違ったり、メンテナンス?で運休していたり、
故障で止まっていたり。。かなり振り回されます。

老朽化が進んでいるためか、故障は本当に日常茶飯事で、
待っているトラムが全然来なかったり、
途中で乗り換えさせられたり降ろされたりが何度もありました。

最初にテージョ川に建つ「ベレンの塔」を観賞。
Torre de Belem / Belem Tower

こういう「要塞」の建造物、大好きです!!
水上にたたずむ姿は堅牢で優美なモン・サンミシェルを思い出しました。

オジサンが川に入っちゃっていますが。。

雨降りだったのが残念(>_<;

早くも疲れてきたので、続いてはベレン地区の
有名なカフェで休憩しますーー。

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バスでウィーン空港に戻り、未明の飛行機を待ちます。

ウィーンからリスボンへの飛行機は、
スロヴァキアの格安航空会社(LLC)、スカイ・ヨーロッパ。
ここが深刻な経営危機に陥っているらしく、飛行機が飛ぶかどうか、
最後までヒヤヒヤでした。

というのも、スカイ・ヨーロッパの機体が、
パリの空港で差し押さえられたなんてニュースもあり......。
もちろん、そんなニュースは日本では報道されないので、
情報集めに苦労しました。個人貧乏旅行のツラさっ。

スカイヨーロッパ
SkyEurope aircraft landed in darkness

無事に飛んでくれて感謝!!

案の定、ブランケットの配布すらないコスト削減振っぷりでしたが、
飛行機は無事に飛び、深夜2時過ぎにリスボン空港に到着!!
タクシーでホテルに向かい、チェックイン。
長~~い旅行2日目が終わりました。

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バスでウィーン空港に戻り、未明の飛行機を待ちます。

ウィーンからリスボンへの飛行機は、
スロヴァキアの格安航空会社(LLC)、スカイ・ヨーロッパ。
ここが深刻な経営危機に陥っているらしく、飛行機が飛ぶかどうか、
最後までヒヤヒヤでした。

というのも、スカイ・ヨーロッパの機体が、
パリの空港で差し押さえられたなんてニュースもあり......。
もちろん、そんなニュースは日本では報道されないので、
情報集めに苦労しました。個人貧乏旅行のツラさっ。

スカイヨーロッパ
SkyEurope aircraft landed in darkness

無事に飛んでくれて感謝!!

案の定、ブランケットの配布すらないコスト削減振っぷりでしたが、
飛行機は無事に飛び、深夜2時過ぎにリスボン空港に到着!!
タクシーでホテルに向かい、チェックイン。
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