クスコの空港から、モライ、マラスの塩田を経由して、
オリャンタイタンボの街に到着し、
ますは、ペルーレイルのオフィスへゴー。
2010年7月当時、年初にあった洪水の影響で、
オリャンタイタンボからマチュピチュ村へ行くには、
鉄道(or 徒歩)しか方法がありませんでした。
でも、「何とかなるでしょー。」と軽く考えていて事前予約もせず、
ペルーレイルのオフィスに当日チケットを買いに行ったのですが
ほぼ満席で、23:12オリャンタイタンボ発、翌1:00マチュピチュ着の
終電しか席が残っていないと言うでありませんか。
ひーーっ!!
7月なんてハイシーズンだもんね。。
そんな夜中に初めての街に到着するのは危険。
そもそも、こんな田舎のオリャンタイタンボでどう過ごす?
(お店なんて、さっさと閉まってしまいそう)
早朝からの大移動で疲労困憊、高山病も心配etc...
様々な不安が胸をよぎりますが、この終電のチケットも
売り切れてしまったら怖いので、とりあえず購入。
バックパッカークラスで1人31ドルでした。
# ペルーレイルの価格は米ドル表記。
# ソルで払いたいときは当日のレートで換算されます。
さて、何とかチケットを手に入れたはいいものの、
電車の時間までどうしよう、、と途方に暮れていたところ、
ペルーレイルの斜め向かいに「インカレール」という看板を発見。
「インカレール?何それ?」
って感じでしたが、オフィスのお兄さんの話しによると、
マチュピチュへの線路には複数の鉄道会社が乗り入れていて、
インカレールは、その新興の会社なのだとか。
片道50ドルと、ペルーレイルよりも少し割高ですが、
夕方出発の電車に席の余裕はあるそう。
やったーー!!まさに渡りに船。
ペルーレイルのチケットは最悪、捨てることにして、
とりあえず、インカレールの切符を買って
マチュピチュまでの移動を確保することができました。ほっ。
そして、次にペルーレイルで交渉。
23:12オリャンタイタンボ発のチケットを
払い戻しできないかと聞いたところ、
クスコの本社でしかできないからNGとのこと。
でも、変更は可能だそうで、
オリャンタイタンボ発→マチュピチュ着
バックパッカークラス 31ドル
という、往路のマチュピチュ行き切符を、
マチュピチュ発→ポロイ(クスコ)着
ビスタドームクラス 43ドル
復路のクスコ行きに振り替えてもらうことに成功。
変更手数料+差額を払って、帰りの切符も
無事ゲットすることができました。一石二鳥~~。
切符を一つ買うのに費やしたのは都合2時間。
ペルー人とのカタコト英語&スペイン語での交渉は
か~な~り大変で、どっと疲れました。
って、そもそも予約をしなかった私の自業自得ですね。
これから行かれる方には素直に事前予約することをお勧めします。
すったもんだの末、16:47オリャンタイタンボ発のインカレールに乗車。
お茶とお菓子のサービスもありました。
アメニティがかわいい!!
でも、後発の弱みか、ペルーレイルとのすれ違いの度に
電車は途中停止。エラく時間がかかりました。とほほーー。
19:30頃にマチュピチュ村に到着すると、疲れた体にムチを打ち、
翌日分のマチュピチュ遺跡のチケットを購入。
(マチュピチュ村のセントロにある売場で買えます。)
1人126ソルでした。高っ!!
この日は怒涛の移動で疲れ果て、
夜ごはんを食べる力もなく、バタンキューzzz。
でも、翌日はマチュピチュ見学のため早朝3:00起床。。
ハードな旅は、まだまだ続きます。。