旅: 2010年10月アーカイブ

クスコ空港からタクシーをチャーターして続いて訪れたのは、
ペルー・クスコ近郊の聖なる谷にある、
プレインカ時代から続く「マラスの塩田」です。

渓谷沿いに唐突に現れる白い塩の畑。

たたみ4畳~8畳程度の大きさの大小無数の塩田がぎっしり。

高い塩分を含む温泉水を天日干しすることで塩を作っているそうです。

ドライバーのお兄さんも初めて訪れたらしく?、
珍しそうに一片持って帰っていました。

お約束のお土産物屋。

マラスの塩田(Salineras de Maras)で購入した塩。

250g入って、2ソル(61円)です。
うっかり言い値で買ってしまったのですが、
1ソルでも買えたかもー。(誤差の範囲ですが。。)

ミネラルたっぷりの力強い味がしました。

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ペルー・クスコ近郊の聖なる谷にある、
インカ時代の遺跡「モライ」に到着しました。

ここはクスコ発着の聖なる谷ツアーに入っていない遺跡なので、
タクシーをチャーターしたこの日に寄りました。

入場料は、10ソル。およそ300円です。

インカ時代、農業試験場に使用されたと言われる、モライ遺跡。

30mの深さがあって上部と下部の温度差は15℃にも達するそうです。

でも、ここまでのクオリティで造られているということは、
ただの農業試験場という訳ではない説もあります。

実際、巨大な逆さピラミッドみたい。

円の中心や左側に点々と立っているのが人です。
スケールの大きさがお分かりいただけますでしょうか?

左側は少し崩れていました。

修復中か、修復せずに残しているのか。知る術はありません。。

遺跡の真ん中まで下ることができます。

高地到着初日に激しい運動は避けたいので、
私は下りるのを控えましたが夫が果敢(無謀)にも下りて撮った風景。

真ん中は、すっごいパワースポットだったらしいです!!

ごろんと大の字に横になってパワーをいただく図。
でも、下って行ったということは、帰り道にはそれ相応に登らねばならず、
ここで吸収したパワーを、ここで使い果たしてしまったそうな。
(意味ないじゃん。)

訪れにくい立地にある分、見物人も少なめで
遺跡とがっつり向き合えました。

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クスコ空港に到着後、空港にある旅行代理店で、
空港から、マラス、モライを経由して、オリャンタイタンボまで行く
タクシーをチャーターしました。

ドライバーと直接、交渉する方が断然安いそうですが、
土地勘がなく、どこに連れて行かれるか全く分からないので、
ほんの気休め程度に安心な空港の代理店を通すことに。
(バッゲージクレーム脇。調子のいい怪しいおっさんがやっています。)

料金は一応、言い値の半額以下に値切って40ドル。
かなりぼったくられていますが、さっさと移動したいので早々に手打ち。
(エージェントのおじさんは、支払いのギリギリまで
金額をごまかそうともしていました。)

チャーターしたタクシーはこちら。

ドライバーは気のいいお兄さん。
スーパーに寄ってもらったり、写真スポットで止めてもらったり
こちらの要望を色々と聞いてくれたのでチップははずんじゃいました。

(早く帰って来いと、エージェントから何度も
電話がかかっているようでした。ゴメン、、、お兄さん。)

大自然の中をつっ走るドライブは最高!!

濃淡のグラデーションがはっきり分かる青空と雄大な山々。

生で見ると山の迫力が凄まじいです!!

インカ時代の段々畑が至る所も残っています。

インカの人々は勤勉で、そこら中に畑を作っていたそう。

ドライバーのお兄さんは英語が話せません。
(意思疎通はほぼジェスチャー。)

私たちが写真を撮っている間など寸暇の時間を惜しんで
一生懸命、英語を勉強する姿に胸が打たれました。
頑張れ!!お兄さん。

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